上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサーサイト スポンサー広告
雑記~「これだけ分かれば大丈夫!! 信用取引自由自在」 記事 2005年08月27日[14:09]
記事情報元~兜町ネット
http://www.kabutocho.co.jp/sinyou/bak/050325.html
■第44回 信用取引で失敗しないために

 最終回は、“信用取引適性度チェック
(あるいは負け組度チェック)”といってみましょう。
以下の各設問について、

「その通りだと思う」     (0点)
「どちらかと言えば、そう思う」(1点)
「そうは思わない」      (2点)

を選択して下さい。
最後に点数を合計して適性を占うという、ありがちなパターンです。

らしい。やってみた。

BLは38点らしい。
皆さんもやってみては。


■信用取引適性度チェック■

(1) 損失がかさんできたら、レバレッジを効かせて、できれば一発で取り戻したい

(2) 相場とは、「理屈」よりも「気合と度胸」(あるいは「フィーリング」などでも可)で立ち向かう世界だ。

(3) 売買が裏目に出たら、損切りよりも、まずナンピン(買い下がり、売り上がりによる売買コスト引き下げ手法)を考える。

(4) 売買に迷ったら、とりあえず現状維持(建て玉持続)。

(5) 売った株(新規ではなく手仕舞い)が、その後上がると、すごく悔しい。

(6) 自分の持っていない株が上がると、損をしたような気になる。

(7) 損が出たら「運が悪い」と考える。

(8) 高名なアナリストや機関投資家がみな強気の銘柄なら安心して買える。

(9) 自信を持って買った銘柄は、一時的に、どれだけ下げても気にしない。

(10) 相場が、理論や経験則と異なる動きとなり、結果的に損失を蒙った場合、「(自分の見通しではなく)相場の方が間違っている」と思うことがある。

(11) 「利食い千人力」、とにかく小さくても利益確定を積み上げていくことが大事だ。

(12) 「自分は投資歴○×年のベテラン。その辺の証券マンよりも、よっぽど知識があるのだから、相場が上手くて当然だ」。

(13) たとえ含み損を抱えていても、決済するまでは「本当の損失」にはならない。

(14) 細かい売買記録などは付けていない。

(15) 株式投資の勉強をしっかりやっておけば、100戦100勝も不可能ではない。

(16) 「移動平均」でも、「信用残」でも、1つの投資方法を極めていけば、株式投資必勝法を編み出せると思う。

(17) ある銘柄で大きな損を出したら、同じ銘柄でリベンジ(復讐)したい。

(18) 買い値より下の水準では、なかなか売れない(売りたくない)。

(19) ツキがある時にこそ大きく勝負したい。

(20) この信用取引の連載は、(100%とは言わないまでも)95%くらいは正しいことが書いてあるのではないか。そして、書き手はかなり相場が上手いと思う。

■解説らしい。
―まあ、こんなところでいかがでしょうか。思いつくままに列記してみましたが、一応、合計40点満点中、30点以上で「合格」。10点を下回るようなら、「カモの素質十分」ということにしておきましょう。10―29点の方は、「一層の精進を」ということで…。

 なお、(9)と(11)については、採点に異論のある方もいるでしょう。あるいは、人によっては、(2)(8)(15)(16)(19)あたりに違和感を持たれたかも知れません。各設問についての筆者の考え方を、それぞれ触れていきましょう。

 まず、(1)は論外。こういう方がトータルで勝ち続けるのは、まず難しいでしょう。ただ、気持ちは分からないではありません。負けてアツクなるギャンブラー心理は、理性によって抑える必要があります。

 (2)もちろん相場は理論通りに動いてくれるような甘い世界ではありません。常に臨機応変の対応が必要になります。とはいえ、根底に、理詰めの発想を欠いたままで、気合だ、度胸だ、理外の理だ、などと言い出すのは、ある意味で安直だと思います。

 (3)ナンピン買い自体を否定するわけでは決してありません。とはいえ、株価の見通し云々を抜きに、単に「自分の買い値を下回ったこと」を理由にナンピンを繰り返していると、往々にして大きなケガにつながることになります。ITバブル崩壊後のソフトバンク、光通信のように、倒産しなくても10分の1、100分の1に暴落する銘柄もあります。流れが変わったと感じたら早めに手仕舞い、後から買い戻してもいいわけです。

 (4)判断停止状態に陥っている間にも、持ち株は常に値下がりリスク(売り建て玉なら値上がりリスク)にさらされている、ということをお忘れなく。変な例えですが、道を渡ろうとした猫が自動車の接近に気が付いた場面。(そのまま渡り切ればいいのに)思わず立ち止まって轢かれてしまったりします。先の設問と共通しますが、「迷ったら手仕舞い」、「しまった(と思った)ら手仕舞い」。(明確な意思もなく)ただ漫然と持ち続ける(売り建てを続ける)のは、勝ち組を目指す投資家の態度としては相応しくないと考えます。

 (5)気持ちはよく分かります。しかし、神ならぬ身で、事前に相場の天井を知ることは不可能です。冷静に反省するのならいいのですが、後悔の念を持つと、次の銘柄で売却時の判断が狂うことがあります。ましてや、自分の売り値から大幅高したことを心理的な支えに、さしたる根拠もなく、同じ銘柄を今度は信用で売ってみたくなることもあります。過去に拘ることなく、「未来指向」といきたいものです。

 (6)こうなると「カブ中(株式売買中毒)」です。地合いがいい時も、悪いときも、始終売ったり買ったりしていないと気が済まなくなります。特に超短期売買派の方は、ご注意下さい。

 (7)人間、反省が第一です。儲かったら自分の実力。損をしたら、他社(地合いとか、証券マンとか)のせいにする。これでは、いつまで経っても進歩がありません。

 (8)誰しも安心を求めたい心理があります。とはいえ、多くの人が「買い」を勧めるような銘柄は、すでに買いたい人の多くが買い終わっており、市場で相応の評価を受けているケースが多く、あまり上がらず、下げに転じる例も散見されます。

 逆に、誰もが見向きもしないような銘柄がきっかけ1つで意外性を発揮したりします。だから相場は難しくて、面白いということになります。いずれにせよ、他人の意見は鵜呑みにしないことが重要です。

 (9)どの程度の時間軸のもとで投資を行っているかの問題です。5年、10年の視点で買っているのであれば、これで全く問題ありません。株価は、長い目で見れば、いずれ本来の企業価値を反映したものとなるでしょう。

 しかし、日歩や管理費、名義書換料など諸コストの掛かる信用取引の場合、比較的短期間での利益獲得を期待している投資家がほとんどではないでしょうか。半年や1年程度の期間では、自分が思い描いていたのとは全く逆の動きをすることが少なくありません。下げが一時的なものにとどまる保証はなく、なまじ自信がある分、損切りのタイミングが遅くなりかねません。

 「長期投資」という名の塩漬け状態が長く続き、耐えかねて投げたところから本格的な大相場に発展、皮肉にも当初の自分の考えの正しさが証明された…、という展開も、ありがちな話です。

 「その時々の市場で付いた値段が最も正しい」との立場に立つなら、「買った株が下げても気にしない」という発想は、いただけません。

 (10)これは(7)や(9)の例に共通しますが、自信過剰はいけません。どんな時も、「相場が間違っている」という発想だけは捨てた方がいいと思います。その間違っているはずの相場で売買しなければならないのですから。

 (11)これはある意味で必要なことではあります。ただし、機敏な損切りができるということが絶対条件です。多くの投資家が、この言葉のもとに小幅な利食いを重ねる一方で、損切りできないまま大きな損失を出して、「勝率は高いけれどトータルでは負け」といった状態に陥っているようです。これは各人の投資スタイルの問題ですので、一概にどうこう言えるわけではありませんが、上昇波動に乗った銘柄は、むしろ利を伸ばしていった方がトータルでの勝ちにちながりやすい、と筆者は考えています。

 (12)これも(7)、(9)、(10)と共通し、自信過剰に陥りがちな投資家心理に触れたものです。ちょっと設問内容が重複してしまいましたか…。投資のキャリアや株の知識の多寡と、売買技術の巧拙は必ずしも比例しません。才能や適性、真剣さなどにも左右される個人技の世界だと思います。

 (13)株式投資家にこそ、「時価会計」の発想が必要です。含み損も実現損も損失には変わりありません。これと対になりますが、含み益も実現益も同じことです。

 (14)「源泉徴収ありの特定口座」なら、確定申告をする必要はないでしょう。とはいえ、現時点で自分がどれだけ勝っているか(負けているか)、また、いつ、どの銘柄でどれだけ利益(損失)を出したかなどをリアルタイムで把握しておくことは、常に自分の投資スタイルを検証し、修正していくことにつながります。いつも「ドンブリ勘定」のままで、勝っているのか、負けているのかも分からないというのでは、進歩がないのではないでしょうか。

 (15)相場の勝ち負けは期間トータルでの金額の増減で決まるのであって、勝率は基本的に関係ありません。相場の世界は奥が深いものです。パーフェクトを求めるのはそもそも僭越で、勝率など5割もあれば十分、と筆者は考えています。

 (16)先の設問の続きとなりますが、相場に必勝法はないと思います。ある時、「必勝法」に見えた手法が、他者の追随が増えたことなどから、次第に通用しなくなるということも、よくあります。一生懸命努力して、自分なりの必勝戦術を編み出そうという意欲を萎えさせるつもりはさらさらありませんが、不磨法典の「必勝法」などとは思わず、その時々の相場展開のなかで最も適合するように、常に修正を加え、また新しい手法を絶えず開拓していくという姿勢が必要、と言いたかったわけです。

 (17)これはいただけません。(5)と同様、過去に拘り過ぎては、現在がお留守になってしまいます。また、(1)に共通する“悪しきギャンブラー心理”とも言えるかも知れません。

 (18)これも拘りによるものです。「あと少しで買い値に戻る」とか「まだ買い値は上回っているので、余裕がある」などと自分の懐事情を優先して考えていると、現実の相場が見えなくなるものです。現在、市場で付いている株価を中心に考え、いったん買い値は忘れた方がいいでしょう。(13)で書いたことと同じで、株式投資の「時価会計」導入が必要です。

 (19)「好事魔多し」ともいいます。まあ、ヤラレている時に、「起死回生の大逆転」を狙うよりは、勝っている時に大きな勝負に出た方がはるかにましでしょうが、やはり筆者としては、「ツキ」とか「流れ」といった、不確かで、あやふやなものを、あまり重視する発想には少々違和感を覚えています。

 (20)もし、本当にそんな風に思って下さる方がいたなら、これ以上ない喜びではありますが、とにかく相場の世界では、安易に信じないこと、まず疑ってかかることが重要です。

 すでにこれまでの連載で、信用取引に関して筆者の知る大方のことは書き尽くしており、最後は精神論めいた締め括りとなってしまいました。相場に勝つというのは、結局のところ、最終的には、欲望と恐怖に揺れ動く人間心理をどう制御するかということに掛かってくるのではないかと思っています。筆者もまた修行中の身です。

 信用取引については、制度改正などによって、また“新ネタ”が増えてきて、気が向くようなら、いつか続編を書く日がくるか知れませんが、とりあえず今回で最終回です。

 長い間のご愛読、誠にありがとうございました。
 日本証券新聞社編集局 加治川正己


banner.png

↑投稿意欲ランキング



スポンサーサイト
記事~予想通りの展開の件をいくつか◇ ◇記事~総合編

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。